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天声人语 20120124 从纪念丘吉尔说起

发表于 7 小时前

天声人语 20120124 从纪念丘吉尔说起

从纪念丘吉尔说起
2012-1-24
 英国首相だったチャーチルはノーベル賞をもらっている。政治家だから平和賞と思われがちだが、長大な「第二次大戦回顧録」で文学賞を射止めた。国家存亡の非常時に首相に就任した1940年5月10日、深夜のベッドでの感慨をこう記している。
  英国元首相丘吉尔曾得过诺贝尔奖。因为他是政治家,可能很多人以为他拿的是和平奖,其实,他是凭长篇鸿著《二战回忆录》拿到了诺贝尔文学奖。1940年5月10日,丘吉尔在国家存亡的非常时期就任首相,书中记述了当晚深夜他在床上的感慨。
 「過ぎ去った人生のすべては、ただこの時、この試練のための準備にすぎなかったという気がした」。ときに65歳。戦端は開かれ、ヒトラーは欧州を席巻しつつあった。命運の尽きかけた英国を、このリーダーの不退転の信念が救うのは歴史の示すところである。
  “我觉得我过去人生的所有一切,都只是为了这一刻,这个考验而准备的。”丘吉尔时年65岁。当时,战争一触即发,希特勒的军队正席卷欧洲。结果如史书所记,命悬一线的英国由于这位领导人的坚定信念而得到了拯救。
 野田首相が年頭の会見でチャーチルを引き合いにしたのも、いまの国難と不退転を重ね合わせてのことだろう。災害に加え、国の借金はとうに危険水域にある。社会保障は揺らぎ、このままでは日本は根腐れしかねない。
  野田首相在新年的记者见面会上提到丘吉尔,大概也是要把现在的国难和他本人的坚定决心联系起来。由于灾害雪上加霜,日本的国债早已处于危险境界。社会保障系统岌岌可危,再这样下去日本很有可能从根部全部烂掉。
 野田さんの思いもチャーチルの就任時に引けは取るまい。だが数々の演説で民衆を率いた名宰相と違い、胸に届くものが乏しい。きょうからの通常国会、まずは施政方針演説で、どれだけ言葉を響かせられるだろうか。
  野田首相的这些想法也不比丘吉尔就任时的想法逊色。然而,与通过几次演讲就把民众号召起来的名首相丘吉尔不同,野田的演讲缺乏打动人心的东西。从今天开始的例行国会,首先就是首相的施政方针演说,到底会有多少话语产生影响力呢?
 もっとも自民党にしても、「偽りの政権に終止符を」などと解散を叫ぶばかり。国会は荒れ含みといい、貧寒ぶりに昨今は議会制民主主義そのものへの失望が膨らんでいる。
  而自民党也总在高喊“解散这个不实政权”。国会里的大吵大闹和无所作为让人对议会制民主主义的失望一天天加深。
 きょうはチャーチルの47回目の命日になる。享年90の辞世の言葉「もうすっかり、いやになったよ」は最後のユーモアでもあったろう。同じ言葉が政治への嘆き節となって口にのぼる。そんな日本ではやりきれない。
  今天是丘吉尔去世47年的纪念日。享年90岁的他在辞世之时说的那句“哎,我已经烦够了。”应该是也是他生前最后的幽默了。相同的一句话已演变成对日本政治的一声叹息。这样的日本真让人吃不消。
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